基本統計量に関する以下の用語それぞれに対してもっとも適切な説明をそれぞれ選べ．
- 平均値 (mean)
- データの総和をデータの個数で割った値であり、データの中心的な傾向を表す統計量である。
- 中央値 (median)
- データを昇順または降順に並べた際に、中央に位置する値であり、データの中央的な傾向を表す統計量である。外れ値の影響を受けにくい。
- 最頻値 (mode)
- データの中で最も頻繁に出現する値であり、データの分布の特徴を表す統計量である。複数の最頻値が存在する場合もある。
- 分散 (variance)
- データの各値と平均値の差の二乗の総和をデータの個数で割った値であり、データのばらつき具合を表す統計量である。
- 標準偏差 (standard deviation)
- 分散の平方根であり、データのばらつき具合を表す統計量である。分散と同様にデータの散らばり具合を示すが、単位が元のデータと同じであるため直感的に理解しやすい。
- 最大値 (maximum)
- データの中で最も大きな値であり、データの範囲を表す統計量である。
- 最小値 (minimum)
- データの中で最も小さな値であり、データの範囲を表す統計量である。
- 全値範囲 (range)
- データの最大値と最小値の差であり、データの範囲を表す統計量である。
- 四分位範囲 (interquartile range)
- データを昇順または降順に並べた際に、上位25%と下位25%の間の範囲であり、データのばらつき具合を表す統計量である。外れ値の影響を受けにくい。
- 歪度 (skewness)
- データの分布の非対称性を表す統計量であり、分布が左右対称かどうかを示す。正の歪度は右に裾が長く、負の歪度は左に裾が長い。
- 尖度 (kurtosis)
- データの分布の尖り具合を表す統計量であり、分布が正規分布からどれだけ尖っているかを示す。正の尖度は裾が重く、負の尖度は裾が軽い。
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